オンラインカジノはきちんと楽しめれば趣味の一つとして生かせることもあるでしょう。
しかし、賭け事であるために問題も生じてきます。
特に重大なのが依存症です。
適切なやり方で、適度に楽しんでいくだけならば問題がなかったことでも、依存してしまうことで辞められなくなり、悪影響が大きくなってしまうことがあるのです。
自分は大丈夫だと思っていてもついつい依存してしまうからこそ問題なのです。
オンラインカジノを楽しむのであれば、こうした依存症の問題があることは認識したうえで、対策を講じながら始めていくのが良いでしょう。
使える金額を決めてしまう
まったく対策をしないで入ってしまうことで、いつの間にか依存していたとなると大変です。
前もって考えておくようにしてください。
まずはお金をかける形であれば、使える金額を決めてしまうことが一番です。
もうちょっとお金を入れたらリターンがあるのではないかと期待して、次々にお金をつぎ込んでしまいがちになるのが賭け事の特徴でもあります。
それが続いていくと依存が激しくなっていきますし、お金を多くかけてしまうことで生活などにも影響が出ます。
なんとなくやっていると、辞め時を逃してしまいがちなのです。
そのため、初めから金額を決めておいて、いくら惜しくてもそこでやめるように決めておき、確実にやめるようにします。
今日だけは良いだろうと思ってかけ続けるようなことがないようにしましょう。
そうしてルールを破ってしまうことが何度もあると、同じようにルールを破ることに罪悪感を感じにくくなります。
それが続くと歯止めが利かなくなってしまうのです。
たとえ金銭的に余裕があるときでも、かける金額は決めたものを超えないようにするのがポイントです。
きちんと決めた金額で辞めることを続けていけば、それが癖になって自然に適切な遊び方が身についていきます。
とにかく決めた金額を守ることを意識して続けてみましょう。
生活に影響がない金額にとどめる
また、金額は生活に影響がない金額にとどめることが必要です。
かけて増やそうと思うとたいていは失敗します。
生活に必要な分まで手を付けてしまうことで、それを取り返そうと思ってますますはまってしまうことにもなるので、まったく生活に影響がない程度のお小遣いの範囲にとどめておくことです。
無くなっても問題ない額であれば、多少損が出ても割り切りやすいですし、依存につながることも防ぎやすくなります。
生活に必須の額以外にも、将来のためにためているお金や家族のためのお金など、大切なお金には手を付けないことを意識してください。
それだけで依存度合いはぐっと少なくなります。
オンラインカジノは一人で行う方がほとんどで、どれぐらい使っているのかなどを把握しづらくなることもあります。
自分だけしか把握できないのに、そこがいい加減になってしまうことで歯止めが利かなくなってしまうのです。
家族や友人などに何をしているのか話しておく
そのため、家族や友人などに何をしているのか話しておくようにすることも依存を防ぐポイントとなります。
話してみることで自分がどれぐらいお金を使っているか、どういった依存具合なのかなど自分自身が把握するきっかけにもなります。
また、親しい人に知ってもらっていることで、状況が深刻になる前に止めてもらえる効果も期待できるのです。
自分では問題がないと思っていても、周りの人から見ると深刻な状況に見えたり、問題が発生していたりすることもあります。
そういった時に周囲が気付いて止めてくれるきっかけにもなりますし、早めに対応することで問題を最小限に抑えていくことができます。
また、周りに話せるような状態でのプレイにとどめようという気持ちも生まれるので、大きな問題が起きにくくなる効果もあるのです。
ぜひ、自分のやっていることを知ってくれる人を持ちましょう。
積極的に話をしてみることで、自分自身にも周りにも見えることが多くなるので、依存症を防ぐことにつながりやすくなります。
別の趣味などを持っておく
また、楽しみがオンラインカジノしかないとなると、どうしても時間とお金をつぎ込んでしまいがちです。
オンラインカジノを楽しむにしても、別の趣味などを持っておくと、そちらと分散して楽しむこともできるので、依存度は少なくて済むようになります。
楽しみはできるだけ多く持てるようにすると、余裕がない時でも別の楽しみ方ができるのでつらさを感じにくくなるのです。
ほかの趣味は何でもいいですが、できればお金のかからないものが良いでしょう。
自分の夢中になれるものを見つけられれば、それに向き合っている時間はカジノから離れるので、必要以上に依存することもなくなります。
できれば体を動かす趣味も持っておくとよいでしょう。
オンラインカジノは座りっぱなしになることも多いので、健康に影響が出てくることがあるのです。
それを防ぐために運動を定期的に行い、健康維持に努めていくことが必要ですし、また体のストレスが少なくなることで気分も上向きになり、依存しなくて済むようにもなります。