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午後に眠くなるのは食事のせいだけではなかった!?おすすめの眠気対処法

ランチの後に強烈な睡魔に襲われたことはありませんか?

「午後も仕事に集中したいのに、ランチ後はどうしても眠くなって、仕事のパフォーマンスが落ちてしまった」・・・このような経験をしている方、多いのではないでしょうか?

春眠暁を覚えずという言葉もありますが、季節に関わらずなぜかランチの後は急激な睡魔に襲われてしまいますよね。
今回は午後もバリバリ働きたい方のために、ランチの後に眠くなってしまう理由とその対処方法についてお伝えします。

 

ランチ後に眠くなる原因は「オレキシンの欠乏」or「アフタヌーンディップ」!?

食事

「ランチの後に眠くなるのは、ご飯を食べると消化のために血流が集中して脳にいく血流が減るから」というのはよくある誤解で、どのような状況であっても脳への血流は第一に確保されることがわかっています。

それではなぜ、ランチの後に眠くなるのでしょうか。これはまだ研究中であるため、今回は2つの説を紹介します。

眠くなる理由①:覚醒系物質「オレキシン」の欠乏 

1つ目は、「腹八分目を超えて重い食事をとることによりオレキシンなどの覚醒系物質の働きが抑制されるから」といわれています。
オレキシンは覚醒の維持にとても重要なホルモンで、オレキシンが欠乏すると人は覚醒を正しく維持できず、睡眠と覚醒の切り替えが不安定になります。つまりオレキシンの働きが抑制されると、睡眠状態に入ると考えられています。(⑧リンク参照)
そして満腹になるとオレキシンの活動が抑制されて眠くなると考えられています。
なので満腹にならないよう腹八分目で食事を終えることで、眠気改善につながるといえます。

眠くなる理由②:ヒト固有の生理機能「アフタヌーンディップ」 

2つ目は、「アフタヌーンディップ」と呼ばれるヒト固有の生理機能によるもので、ランチを食べても抜いても、午後14時頃になると眠くなるというものです。

この「体が脳を正常に保とうとして、酷使された脳を休ませよう」とする「アフタヌーンディップ」という生理機能により、眠くなってしまうと言われています。

14時ごろになると「アフタヌーンディップ」という生理機能で眠くなってしまう、ということを理解しておくことが大事かもしれませんね。

 

ランチ後に眠くならない2つの対処法

コーヒー

それではどうしたらランチ後の眠気に対処することができるでしょうか?

対処法①:仮眠 

仮眠は、ランチ後もミスなく質の高い仕事をするために有効です。
仮眠で意識するとより効果の高くなる、以下4つのポイントがあります。

①起きる時間を自己暗示
「〇分後に起きる」など起きる時間を唱えると、脳はその時間の少し前に心拍数を上げて起きる準備をします。
起きる時間を潜在意識に刷り込んで、体内時計で仮眠時間を設定しましょう。

②時間は30分以内にする
30分を超えると夜の睡眠に必要な深い脳波が出てしまい、夜の深い睡眠を食いつぶしてしまいます。30分以内の仮眠がおすすめです。

③座って頭部を固定する
横になって仮眠をとると、②と同様に夜の深い睡眠を食いつぶしてしまうため、座った状態での仮眠がおすすめです。
また、人間の脳は重力に対して垂直の位置にあるとよく眠れません。
ネックピローやクッション、なければ腕でも構わないので、テーブルに頭を固定すると仮眠から目覚めたときにすっきりします。

④眠気に先回りして仮眠をとる
眠くなってから仮眠をとると起きてからも頭がボーっとしてしまうので、意図的にはやめに仮眠をとることがおすすめです。

対処法②:ガムを噛む&コーヒーを飲む 

脳には「噛むと活性化する」性質があり、よく噛むことで覚醒効果が高まります。
ミントやカフェイン入りの覚醒作用のあるガムを噛めば「覚醒成分の刺激」と「噛む刺激」の2つが同時に作用するためおすすめです。
また、コーヒーを飲んでカフェインをとることもおすすめです。
カフェインが眠気に効くことは広く認識されていますが、とくにホットコーヒーがおすすめです。なぜなら、睡眠時は体温が下がり、覚醒時は体温があがるため、アイスコーヒーよりもホットコーヒーのほうが体温が多少上がり、覚醒度も上がると考えられているからです。

しっかりと眠気に備えて、午後からも仕事の生産性を高めていきましょう♪

いかがでしたでしょうか。
眠気にはお昼の休憩時間に適切な時間の仮眠をすることと、ガムやコーヒーを摂ることが効果的であることが分かりました。
ガムやコーヒーは午後の仕事のお供にするのもよいですね!
午後の仕事の生産性を高めるためにも、ランチ後に訪れる眠気に備えていきましょう!