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「今からはじめる夏対策!意外と知らない熱中症とは?〜対策編〜」

知識があれば、熱中症は防げる!

前回、「今からはじめる夏対策!意外と知らない熱中症とは?〜原因編〜」で熱中症の原因や症状について詳しく説明しました。
今回は、重症化しないための対応策と熱中症にかからないための予防策についてご紹介します。

要因別で熱中症の対応策を知る!

熱中症になったら、具体的にどのような対策を行えばいいのでしょうか?
熱中症を引き起こす3つの大きな要因は、
・熱がこもりやすい環境
・熱中症になりやすい体質&いつもと違う体の状態
・過剰に熱を創り出す行動
でしたね。
これらに沿って、対応策をお伝えします。

涼しい場所で安静に!

まずは、直射日光や暑い環境 から離れること。
風通しのよい日陰やクーラーの効いた室内に移動しましょう。
また、うちわや扇風機で気流をつくることもポイントです。
気流(風)は、皮膚表面からの放熱を助けてくれます。

水分と塩分の補給をする!

食塩水(0.1~0.2%くらいの濃度)やスポーツドリンク、経口補水液などを摂取し、水分と塩分を補給しましょう。
汗をかくと、水分だけでなく塩分などのミネラルも同時に失われるため、水分と塩分はいっしょに摂取することが大切です。
また、体温を下げやすい水分の温度は5~15℃なので、冷蔵庫などでしっかり冷やしたものを飲ませるようにしてください。

体を冷やす!

衣類を脱がしたり、ボタンやベルトをゆるめて、血流をよくしましょう。
そうすることで、皮膚表面からの放熱が促されます。
さらに、保冷剤や濡れタオル、氷などで直接体を冷やします。

とくに、脇の下、足の付け根、首には大きく太い血管があるので、これらを重点的に冷やすことで効率的に体を冷やせます。

日常生活の中でできる、熱中症予防のセルフケア!

重症化しないための対応策だけでなく、熱中症にならないように普段から予防しておくことも大切ですね。
日常生活で簡単に取り入れられる、予防策をご紹介します。

水分と塩分をこまめに取り入れる!

夏の時期は1日1.5L程度を目安に、水分を摂取するよう心がけましょう。
喉のかわきを感じなくても、コップ1~2杯の水や食塩水などを定期的に摂取することがポイントです。

なお、利尿作用のある飲み物は、脱水につながるため要注意です(たとえば、カフェインを多く含む、コーヒーやお茶、アルコールなど)。
お茶の中でも、カフェインが含まれていない麦茶は水分補給としておすすめです!
ただ、対応策でも説明したように、水分と塩分はいっしょに摂取したほうが効率的です。
運動時など汗をかいたときは、食塩水やスポーツドリンクを積極的に摂取するようにしましょう。

とはいっても、食塩水は味気ない、スポーツドリンクは甘くて苦手、糖分が気になるという方もいると思います。
そこでおすすめなのが、みそ汁を飲むことです。
食事にプラスオンするだけですし、水分・塩分だけでなく、体に必要な栄養も豊富にふくまれています。
詳しくは、こちらの「女性の強い味方!みそ汁で体内美人を目指そう!」の記事を参考にしてみてください。
女性に嬉しい効果もたくさんありますよ。

暑さに負けないためのボディメイク!

熱中症は、体が暑さに慣れていないために起こります。
そこで、今のうちから暑さに負けない体づくりをしておきましょう!

体が暑さに慣れることを「暑熱順化」といい、普段から運動して適度に汗をかくことで、暑さに順応できる体づくりができます。
暑熱順化するには、およそ1~2週間程度かかるため、計画的に体づくりをしましょう。
また、 数日間暑さから遠ざかると、せっかく身についた順化が薄れてしまうため、継続して行うことがポイントです。

簡単で手軽にできる、運動習慣はこちらの「運動のススメ!~生活習慣病予防に~」を参考にしてみてください。

暑さ対策グッズを活用しよう!

市販で売っている、冷却アイテムを活用して、体温の上昇を防ぐのもおすすめです。
たとえば、濡らすと冷たく感じる冷却タオルや冷却スプレー、涼感作用のあるボディシート、繰り返し使えるジェルタイプの保冷剤などさまざまなアイテムが売られています。
持ち運びしやすい、扇子やうちわ、手持ちの扇風機もおすすめです。
家電量販店や雑貨店などで、手軽に安価に手に入れられるのもうれしいですよね。

また、屋外にいるときは、帽子や日傘で直射日光を避けるようにしましょう。
日焼け防止にもなるため、女性には必需品です。

これで夏に向けての準備は万端!

いかがでしたか?
事前に対応策や予防策を知っていれば熱中症も怖くありません。
これで、これからの時期を安心してむかえられますね。
暑い日も元気で健康に乗りきましょう!